フランス
ピエール=オーギュスト・コット
1837 – 1883
19世紀後半のフランスにおけるアカデミズム絵画を代表する画家。
トゥールーズの美術学校で学んだ後、パリへ進み、ウィリアム・ブグローやアレクサンドル・カバネルといった当時の巨匠たちのもとで研鑽を積んだ。
1870年代には肖像画家として上流階級から高い支持を得たが、彼を最も有名にしたのは、若い男女の情愛を描き出したロマンティックな作品群である。
中でも代表作の『春』や『嵐』はサロンで絶賛され、版画などを通じて広く複製されるほどの大ブームを巻き起こした。
神話や文学にインスピレーションを得た古典的な美意識や甘美な情景を、アカデミズム特有の極めて精巧で非の打ち所のない筆致によって描き出すスタイルが特徴。
46歳という若さでこの世を去ったが、その確かな技術と詩情豊かな画風は今日でも高く評価されている。
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