ドイツ
ヴィルヘルム・ガウゼ
Wilhelm Gause
1853 – 1916
ドイツのクレフェルトに生まれ、オーストリアのウィーンを中心に活躍した画家、イラストレーター。デュッセルドルフ美術アカデミーでキリスト教図像学や歴史画を学んだのち、1879年にウィーンへと活動の拠点を移し、イラストレーターとして才能を開花させました。水彩やグワッシュによる力強い筆致のドローイングを得意とし、印刷物として複製されても作品が放つ直接的な臨場感が損なわれない点が大きな持ち味です。
作品のテーマは多岐にわたり、壮麗な宮廷舞踏会(ホーフバル)の様子から、リングシュトラーセを行き交う人々や聖体祭のパレードまで、当時のウィーン社会の華やかなスペクタクルや都市風俗を鮮やかに切り取りました。また、執務に励む姿や祭壇で跪いて祈りを捧げる姿など、フランツ・ヨーゼフ皇帝の公務と信仰心に焦点を当てた作品を数多く残しており、広く大衆に向けて「献身的な皇帝」というイメージを定着させる上でも重要な役割を担いました。
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