ロシア

イリヤ・レーピン

Илья́ Ефи́мович Ре́пин

1844 – 1930

19世紀後半のロシア写実主義を牽引した画家であり、「移動派」を代表する中心的な人物。

ウクライナ地方で生まれ、イコン画の修業を経たのちサンクトペテルブルクの美術アカデミーで学んだ。

フランス留学時に印象派の色彩や光の表現に触れつつも、自身のスタイルはレンブラントなど西洋の古典的巨匠に近い重厚な表現を確立している。

貧困にあえぐ民衆や社会の矛盾、当時の革命運動を題材とした風俗画をはじめ、歴史画、さらにはレフ・トルストイなどの名士の肖像画まで、きわめて幅広い主題を手掛けた。

深い心理的洞察力を最大の持ち味とし、描かれた人物の複雑な感情や、社会階層間に生じる緊張感をドラマチックかつ克明に描き出す点が高く評価されている。

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